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黒チューリップ楽しみ 球根植える 倉敷・真備 横溝正史疎開宅前の畑

黒チューリップの球根を植える管理組合のメンバーら
黒チューリップの球根を植える管理組合のメンバーら
 推理作家・横溝正史の疎開宅(倉敷市真備町岡田)前の畑に、黒色の花を付けるチューリップの球根が植えられた。開花は来春の見込みで、横溝ミステリーにぴったりのミステリアスな雰囲気を演出する。

 「ブラックパーロット」「ブラックチャーム」「クィンオブナイト」の3種類。吉備信用金庫(総社市中央)が全国有数のチューリップ産地がある富山県花卉(かき)球根農業協同組合から仕入れ、疎開宅管理組合に寄贈した約300個と、今年の開花後に取り上げた約300個の計600個を植えた。

 作業は12日に行われ、吉備信金職員や管理組合のメンバーら20人が、横溝が生んだ探偵金田一耕助にちなんで名付けた「金田一畑」に集合。15センチ間隔で、10センチほどの深さの穴に球根を植え付けていった。

 吉備信金の内藤隆志・地域サポート部兼事業支援室参与(61)は「花が咲くのが楽しみ。多くの人に見に来てほしい」、浅野昭江管理組合長(77)は「花が咲くと、近くを通る人も喜んでくれる。しっかり管理していきたい」と話した。

 横溝ミステリーには黒い花が似合うと、吉備信金は2017年から、管理組合に黒チューリップの球根を贈っている。

(2021年11月16日 15時16分 更新)

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