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聴覚障害への理解深めて 真庭で手話テーマの映画祭開催へ

「手話言語映画祭2021」をPRするチラシ
「手話言語映画祭2021」をPRするチラシ
 耳の不自由な人たちにスポットを当てた国内外の映画を紹介する「手話言語映画祭2021」が19~21日、真庭市勝山の市立中央図書館で開かれる。市が、共生社会の実現を目指す一環で手話言語条例を4月に施行したことを踏まえ、地元のボランティア団体・中央図書館サポーターズが聴覚障害への理解を深めようと企画。ラブストーリーやサスペンスなどバラエティー豊かな9作品を上映する。

 作品は、ろう学校を舞台に実際に聴覚障害のある女優がヒロインを演じ、米国アカデミー賞主演女優賞に輝いた感動作「愛は静けさの中に」(米国、1986年)をはじめ、子どもたちの短編ドキュメンタリー「お願い、静かに」(ポーランド、2018年)、東日本大震災や西日本豪雨、新型コロナウイルス禍に直面した人々を追った「きこえなかったあの日」(日本、21年)―など。1日3~5本を上映する。全作品に日本語字幕が付く。

 20日午後4時からはシンポジウムも開催し、「きこえなかった―」の今村彩子監督がオンラインで登壇。「お願い―」の水谷江里監督のトークイベントも21日午後6時25分からある。両日とも手話教室を企画している。

 「映画祭が聴覚障害や手話を身近に感じるきっかけになれば」と同団体。鑑賞料は1作品千円(高校生以下無料)。各回先着26人。シンポやトークイベントは無料。予約は同図書館(0867-44-2012)。

 ほかの上映作品は次の通り。

 「四つの終止符」(日本、1990年)▽「聴説」(台湾、2009年)▽「デフ・ジャム:手話の詩」(米国、10年)▽「きらめく拍手の音」(韓国、14年)▽「ヴァンサンへの手紙」(フランス、15年)▽「虹色の朝が来るまで」(日本、18年)

(2021年11月15日 08時22分 更新)

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