江戸初期に備中国奉行を務め、遠州流茶道の開祖として知られる小堀遠州(1579~1647年)をしのぶ恒例の遠州茶会が7日、ゆかりの頼久寺(高梁市頼久寺町)で行われた。
生島裕道住職らが境内で法要を営み、使い古した茶せんを炎に入れ供養した。その後、遠州流茶道岡山支部と裏千家淡交会備北支部がそれぞれ茶席を設けた。
遠州流の茶席では和服姿の支部員がお点前を披露し、和菓子とともに振る舞った。来場者は茶器や掛け軸などの説明を聞きながら、一服を堪能した。
茶席の合間には、遠州が手掛けたとされる国名勝の庭園をじっくりと観賞。女性(86)=広島市=は「ゆったりとした雰囲気の中で、心落ち着くひとときを過ごせた」と話した。
茶会は、小堀遠州を顕彰するイベントとして、高梁地域づくり交流会などが1996年に始めた。昨年は新型コロナウイルス禍で中止した。
生島裕道住職らが境内で法要を営み、使い古した茶せんを炎に入れ供養した。その後、遠州流茶道岡山支部と裏千家淡交会備北支部がそれぞれ茶席を設けた。
遠州流の茶席では和服姿の支部員がお点前を披露し、和菓子とともに振る舞った。来場者は茶器や掛け軸などの説明を聞きながら、一服を堪能した。
茶席の合間には、遠州が手掛けたとされる国名勝の庭園をじっくりと観賞。女性(86)=広島市=は「ゆったりとした雰囲気の中で、心落ち着くひとときを過ごせた」と話した。
茶会は、小堀遠州を顕彰するイベントとして、高梁地域づくり交流会などが1996年に始めた。昨年は新型コロナウイルス禍で中止した。
(2021年11月11日 16時24分 更新)