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岡山大医学部150年祝い式典 さらなる飛躍へ誓い新た

岡山大医学部のさらなる飛躍を誓った創立150周年記念式典
岡山大医学部のさらなる飛躍を誓った創立150周年記念式典
 明治初期の岡山藩医学館を起源とする岡山大医学部(岡山市北区鹿田町)の創立150周年の記念式典が3日、岡山市内のホテルで開かれた。岡山県内外の医療関係者や来賓ら約120人が、世界を視野に取り組んできた教育、研究、診療の歩みを振り返るとともに、今後のさらなる飛躍への誓いを新たにした。

 岡山藩医学館の創設は1870(明治3)年。以来約1万2千人に上る優れた医師や研究者らを輩出し、地域医療だけでなく先進的な高度医療を実施。医学研究の発展にも寄与してきた。現在は医学科、保健学科で計約1350人が学んでいる。

 2011年に着手した150周年記念事業では鹿田会館(旧生化学棟)を改修し、学生や若手医師に先駆的な教育を行う環境を整えるなどしてきた。記念式典は昨年の予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期された。

 式典では、豊岡伸一学部長が「地域や世界の人々に心身の健康を届けられるよう全力を尽くす」と式辞。槇野博史学長が「築いてきた強い絆としなやかなネットワークを広げ、学部の多様性や包括性、国際性を高めたい」とあいさつした。

 岡山県の伊原木隆太知事や岡山市の大森雅夫市長、同大医学部創立150周年記念事業後援会の越宗孝昌会長(山陽新聞社相談役)らが祝いの言葉を述べた。

 同大医学部を1975年に卒業した理化学研究所生命機能科学研究センターの浜田博司チームリーダーの記念講演もあった。

(2021年11月03日 21時06分 更新)

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