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障害者アート モナリザ自由に描く 高梁で公募展出展作の展覧会

自由に表現したモナリザ作品が並ぶ会場
自由に表現したモナリザ作品が並ぶ会場
 かつて国内外を巡回した障害者アートの国際公募展・林原国際芸術祭‘希望の星’「モナリザを描く」の出展作の展覧会が24日、高梁市頼久寺町の順正記念館で始まった。学校法人順正学園(岡山市)が所蔵する約100点を、岡山障害者文化芸術協会(同市)に譲渡することになったのを受けて企画した。11月6日まで。

 芸術支援事業‘希望の星’の一環で行われた「モナリザを描く」は障害の有無を超えた心の交流を目指し、2008~12年に2回にわたって公募した作品を国内外で展示。終了後、企画の趣旨に賛同した同学園が作品を保管していた。

 展覧会は「希望の星 at JUNSEI」と銘打ち、日本やネパール、韓国などの障害のある芸術愛好家が水彩絵の具やクレヨン、色鉛筆といった画材で自由に表現したモナリザ47点を展示。背景に富士山や田んぼなど日本の風景を取り入れた作品のほか、顔を文字で埋め尽くしたり、モナリザが装飾品を身に着けたりと個性が光る数々が並ぶ。

 オープニングセレモニーもあり、関係者ら約40人が出席。同学園の加計美也子専務理事は「無心に、邪念を抱かず描かれた作品ばかりで心に迫るものがある。今後も多くの人に見てもらいたい」とあいさつし、テープカットを行った。

 午前11時~午後3時。入館無料。

(2021年10月25日 16時51分 更新)

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