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シーガルズ連勝、星を五分に戻す 前日に続きKUROBEに3―0

第3セット、ブロックに跳ぶ岡山シーガルズの宮下遥(左)と長瀬そら=黒部市総合体育センター
第3セット、ブロックに跳ぶ岡山シーガルズの宮下遥(左)と長瀬そら=黒部市総合体育センター
 バレーボールのV1は24日、富山県の黒部市総合体育センターなどで行われ、女子で昨季6位の岡山シーガルズは同12位KUROBEを前日に続いて3―0で下した。2連勝で通算2勝2敗と星を五分に戻し、勝ち点7で7位から5位に浮上した。

 シーガルズは競り合う展開となった第1セット、中盤以降にレフト吉岡のブロックやライト佐藤の強打などで抜け出して25―21で先取。その後は好レシーブから多彩な攻撃につなげ、快勝した。

 前回覇者のJTは昨季5位の埼玉上尾にストレート勝ちし、唯一の開幕4連勝とした。同3位のNECは同2位東レに敗れ、初黒星。

 シーガルズの次戦は30、31日で、ホームのジップアリーナ岡山(岡山市)で東レとの2連戦に臨む。

岡山シーガルズ3―0KUROBE
25—21
25—13
25—20

 【評】岡山シーガルズが2戦連続のストレート勝ち。接戦の第1セットは16―16から吉岡のブロックと金田の強打による連続得点が効き、このセットを奪い、勢いづいた。各セットの要所で遠藤、高柳有、付欣田らが途中出場し、流れを呼び込む役割をきっちり果たした。サーブレシーブ成功率71・3%、アタック決定率45・7%とともに高く攻守に隙がなかった。

 KUROBEはミスによる失点が13と粗さが目立った。

9本のブロック得点で勢い


 相手の攻撃を一瞬にして自らの得点にしてしまうブロックはチームを勢いづける武器になる。与えるダメージも大きい。岡山シーガルズは9本のブロック得点を挙げ、快勝につなげてみせた。

 試合開始直後に相手の気勢をそいだ。センター及川とライト佐藤が2枚ブロックをそろえ、相手エースの強打をストップ。16―16の場面ではレフト吉岡がどんぴしゃで止めた。動揺を隠せない相手に畳み掛けて25―21。そのまま第2セットも圧倒し、大勢は決した。

 むやみやたらに止めにいけば良いわけではない。「一番考えたのは位置取り。後ろの金田さんを信頼し、自分が跳ぶコースが後ろからも分かりやすいよう意識した」と4ブロックを決めた吉岡は言う。あくまでバックのレシーブと連係してアタック得点を阻止するのが狙いだが、やはりシャットアウトの威力は絶大だ。「相手が乗ってきそうな時に良いブレーキになってくれたね」と河本監督もその効果を認める。

 昨季のブロック決定本数は1セット平均1・67本とリーグ10位に沈み、強化ポイントの一つだった。この日は先発の平均身長が相手の方が約5センチも低い173センチだったことも優位に働いただろう。真価が問われるのは30、31日のホーム東レ戦。198センチのクランら長身選手を並べる強敵に対し、どこまで通用するか。「(16、17日の)地元開幕戦で喫した連敗を取り返さないといけない」。佐藤はホーム初勝利に意欲十分だ。

(2021年10月24日 20時10分 更新)

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