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衆院選私の争点(中)経済対策 格差や貧困深刻化 バラマキ合戦懸念

衆院選私の争点(中)経済対策 格差や貧困深刻化 バラマキ合戦懸念
 今回の衆院選で一票を投じる際に重要視する政策や課題を尋ねた山陽新聞社のLINEアンケートでは、長引く新型コロナウイルス禍で疲弊した地域経済の再生に向けた対策を挙げる回答者が多数いた。

 40代主婦=倉敷市=は「多くの企業が倒産や経営不振に陥り、以前より格差や貧困が深刻化していると感じる」と理由を説明。50代女性会社員=赤磐市=は「うまく経済が回っていない」と指摘し、40代男性会社員=倉敷市=は「落ち込んだ消費への対応をどのようにやっていくか」に関心を寄せた。

 厳しい実情をつづる回答者も。製造業に従事する50代男性会社員=岡山市=は「一向に受注額が増えず、海外に仕事を取られている」、60代パートの女性=同市=は「コロナをきっかけに仕事がなくなり、結局、新しく仕事を探した。しんどいのはもうたくさん」と明かした。

 経済対策に関しては、各党が減税や給付金支給などを公約に掲げているとあって、40代男性大学教員=同市=は「消費税の減税を中心にした、減税に対する考え方に注目している」。「生活が苦しい。現金給付をしてくれるところを選ぶ」(同市、40代男性会社員)との声もあった。

 一方で、50代主婦=同市=は「財源は? 子どもたちのことを思えば、赤字国債が増えないように」と“バラマキ合戦”に陥ることを懸念。60代主婦=同市=は「財源やシステムなどを考えると、おそらくできもしないだろう甘い政策には惑わされないように気をつけたい」とコメントし、冷静に公約を見極める考えを示した。

(2021年10月23日 05時00分 更新)

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