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個性豊かな作品 備前の商店街彩る 片上古道アート散歩 18組が制作

備前焼のオブジェや林三從さんの作品を展示するミュージアム
備前焼のオブジェや林三從さんの作品を展示するミュージアム
ふくわらふれあい広場ではチョークアートの作品が並んでいる
ふくわらふれあい広場ではチョークアートの作品が並んでいる
 備前市の片上商店街一帯を多彩な芸術で彩る「片上古道アート散歩」が22日、開幕した。岡山県内を中心とするアーティスト18組が制作した絵画や彫刻が店舗、神社などにお目見え。訪れた人は個性あふれる作品を鑑賞しながら散策を楽しんでいる。25日まで。

 東西約500メートルに延びる商店街の店舗や近くの空き店舗、宇佐八幡宮など10カ所に備前焼、書、写真、アクセサリーといったアート作品が並んでいる。

 西片上地区出身の前衛芸術家・林三從(みより)さん(1933~2000年)を顕彰するミュージアムでは、陶芸家の中本研之さん(46)=備前市=が「自然界の美」をテーマに創作した備前焼のオブジェ1点を展示。エッジをきかせた造形物が存在感を放っている。壁には林さんの油彩画や造形物、紙に記した格言が飾られており、オブジェとの異色の組み合わせが不思議な空間を生み出している。

 交流施設「ふくわらふれあい広場」では、チョークアーティストの高田寛子さん(37)=倉敷市=が黒板に果物や動物を描いた作品50点を出品。柔らかな色合いや愛らしいイラストが注目を集める。植物・ヘナを使ったボディーペイント体験もできる。

 イベントは、住民グループ「片上・炎とアートの街プロジェクト委員会」がまちの活性化を狙いに企画し、8回目。新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となり、メンバーの人見高弘さん(62)は「創造的な芸術に触れて、コロナで疲れた心を癒やしてもらいたい」と話す。

 展示は午前10時~午後5時(最終日は同3時)。23、24日の午前11時からは計8組の音楽家によるライブがあり、24日は車両に自由に絵を描ける「落書きバス」が来場する。期間中、福井堂の菓子がもらえるスタンプラリーも行っている。

(2021年10月22日 18時28分 更新)

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