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五味太郎さん絵本の世界観楽しむ 倉敷で作品展、会期中盤

色彩豊かな五味さんの原画などが並ぶ会場
色彩豊かな五味さんの原画などが並ぶ会場
 世代を超えて親しまれる絵本作家五味太郎さん(76)=東京都=の原画などを展示する「五味太郎作品展[絵本の時間]3」(倉敷市、市教委、市立美術館、山陽新聞社主催)は会期中盤。会場の同市立美術館(同市中央)には、22日も絵本ファンらが足を運び、豊かな色彩が繰り広げる世界観を楽しんでいた。

 五味さんは1973年にデビュー。これまで350冊以上を手掛け、国内外での受賞歴を持つ。展示では、キャリア初期から近年まで7作品の原画116点のほか、翻訳版の絵本なども並べる。

 初期作の「くじらだ!」(78年)は、湖でクジラを捕まえようと大騒ぎする村人たちの姿が何ともユーモラス。家の中を探検するバッタを、点線で表したジャンプの軌跡とともに描いた「ばったくん」(84年)はリズム感が楽しい。

 岡山市南区の主婦(68)は「色合いが美しい五味さんの絵は、学生時代からの憧れ。原画だと色がよりクリアに見られるし、作者の工夫も感じられます」と話していた。

 午前9時~午後5時15分。11月14日まで。月曜休館。

(2021年10月22日 15時59分 更新)

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