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登山客の救出手順確認 高梁市消防署が山岳救助訓練

重症の男性を担架に乗せる消防隊員ら
重症の男性を担架に乗せる消防隊員ら
遭難者を搬送する防災ヘリ
遭難者を搬送する防災ヘリ
 登山客が増える紅葉シーズンを迎え、高梁市消防署は19日、松山の高梁美しい森で山岳救助訓練を行った。岡山県消防防災ヘリコプター「きび」と連携、谷あいに落ちた遭難者の救出手順を確認した。

 散策中の観光客2人が滑落した―との想定で消防、救急隊員や県消防防災航空隊員計22人が参加。訓練の詳細を事前に知らせず、本番さながらに実施した。

 通報を受けて到着した隊員が、崖下で遭難者役の2人を発見。「大丈夫ですか」「動かずその場にいて」などと声を掛け、けがの状態を確認し、軽症見込みの男性を隊員2人が担いで救出した。

 けがを負い動けない男性は担架に乗せ、ロープを使って平らな場所まで引き上げた。その後、防災ヘリが上空に到着すると、隊員が無線やライトを使って場所を知らせ、降下した航空隊員が担架ごとヘリに収容した。

 宮本善弘消防署長(60)は「草木が生い茂る山中では、上空のヘリに正確な現場の位置を伝えるのが難しい。訓練を重ね、隊員の技術向上を図る」と話した。

(2021年10月20日 16時06分 更新)

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