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玉野市長選 柴田氏が初当選 無所属新人同士の一騎打ち制す

初当選を決め、支持者らと万歳する柴田氏(中央)
初当選を決め、支持者らと万歳する柴田氏(中央)
 任期満了に伴う玉野市長選は17日、投開票が行われ、元県職員の柴田義朗氏(60)が、元市議の赤松通博氏(58)との無所属新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。

 4期目の黒田晋市長の引退を受け、16年ぶりのトップ交代。選挙戦では、市民病院と玉野三井病院を統合する新病院建設で財政負担が増す一方、基幹産業の造船業が縮小し、人口減少が加速する地域の活性化策などが問われた。

 柴田氏は現市政の刷新を訴え、若い世代が住み続けられる子育て支援策の充実、文化芸術活動の拠点となる新市民会館の建設などを主張。県職員としての行政経験や人脈もアピールして支持を広げた。連合岡山の推薦を受けた。

 当選確実の知らせを受け、選挙事務所(同市宇野)に姿を見せた柴田氏は支持者らと万歳し、「玉野を活気あるまちにしたいとの思いを背負い、期待に添える市長になろうという気持ちを新たにした。若い人が魅力を感じ、住み続けたいと思える持続可能なまちにするため、地域の価値を高めたい」と抱負を語った。

 赤松氏は市政を継承する姿勢を示し、商工業の発展や新病院の午後診療実施を訴えたが及ばなかった。

 投票率は51・67%(男50・08%、女53・15%)で、衆院選と同日だった前回2017年の55・53%は下回った。当日有権者数は4万9432人(男2万3848人、女2万5584人)。

 柴田 義朗氏(しばた・よしろう)1984年岡山県庁入り。中山間・地域振興課長、子ども未来課長、保健福祉部次長などを歴任し、3月まで県立大副理事長を務めた。中央大卒。玉野市築港。

◇開票結果◇
=選管最終=
当16362 柴田 義朗 無新
  8960 赤松 通博 無新
(無効221)

(2021年10月17日 20時57分 更新)

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