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【記者が行く】引き続き自粛生活を最優先 措置解除も「旅行せず」8割超

【記者が行く】引き続き自粛生活を最優先 措置解除も「旅行せず」8割超
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が10月1日に全面解除されたのを受け、山陽新聞社は通信アプリ「LINE(ライン)」を使い、行動の変化を尋ねるアンケートを行った。8割超は旅行に出掛ける予定がなく、7割が友人に会うのを控えている結果となり、引き続き自粛生活を最優先する意見が多く寄せられた。感染者数が減少傾向にある今こそ、趣味や買い物で「コロナ疲れ」を解消する機会と捉える人もいた。

 アンケートは、公式アカウント「記者が行く」の登録者を対象に10~12日に実施。10代から70代以上の399人が回答した。

 旅行や外食、買い物といった五つの行動について、10月以降にできている(計画している)かどうかを6段階の選択式で聞いた。程度を問わず「できていない」と答えた割合が最も高かったのは、「旅行に出掛ける」で計83・0%。このうち「まったくできていない」は63・2%に上り、自由記述には「まだまだ油断できない」(岡山市東区、60代主婦)、「すぐに(感染が)再拡大すると思うので」(玉野市、50代男性会社員)などと記され、外出控えを続ける人が依然として多いことがうかがえた。

 本紙は、全国で感染「第3波」の流行が本格化し県内でもクラスター(感染者集団)が続発した昨年11月、「直近1カ月間の行動への影響」をテーマに同じアンケートを行った。今回の結果は前回と比べ、五つの行動について「できている」と答えた割合が四つの項目で上昇。最も増えたのは「外食する」で6・3ポイント増。「運動する」「友人に会う」「旅行に出掛ける」も4・8~3・0ポイント増えた。「買い物に行く」は1・1ポイント減だった。

 自由記述欄には第6波の到来を懸念し、今のうちに趣味の旅行や紅葉狩り、スポーツ観戦、カラオケをはじめ、帰省や会食を優先事項に挙げる人も。長引くコロナ禍の生活にあって「(感染者が)少し落ち着いたこの期間だけでも買い物や外食を楽しんで心を休めたい」(倉敷市、40代主婦)、「近県エリアの移動を再開し生活に張りを持たせたい」(浅口市、40代男性会社員)などの声が上がった。

(2021年10月17日 05時00分 更新)

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