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第九演奏会 動画配信へCF 吉備中央の町民ら 地域盛り上げを

マスクを着用し、合唱の練習をする参加者
マスクを着用し、合唱の練習をする参加者
 音楽で地域を盛り上げようと、岡山県吉備中央町の音楽家らでつくる吉備高原音楽祭実行委は、12月5日に町内で開くベートーベン「交響曲第九番」の演奏会を無観客で収録して動画配信する。新型コロナウイルス対策のためで、費用の一部をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 演奏会はコロナ禍で音楽行事が中止となる中、誰もが親しめる機会をつくろうと初めて企画した。ロマン高原かよう総合会館(同町豊野)を会場に、未就学児から80代まで町民ら約70人が出演。世界三大ピアノブランドの一つ・ベーゼンドルファー(オーストリア)をはじめ、ウクレレや和太鼓など多様な楽器の演奏をバックに合唱する。動画は投稿サイト・ユーチューブで後日に公開の予定で、集めた資金は撮影や出演者に配るプログラム製作の費用に充てる。

 メンバーは昨年12月以降、マスクを着用し月1回程度練習。今月上旬には、指揮者の森安高広さん(44)=同町=の指導を受け、音程やリズムの確認を繰り返した。「みんなで1曲を仕上げるのは楽しい」と女性(84)=同町。森安さんは「町オリジナルの第九を響かせたい」と話す。

 CFは山陽新聞社や中国銀行などが運営する「晴れ!フレ!岡山」のサービスを活用し、100万円を目標に11月12日まで募る。返礼品には演奏会のDVDや町産のコシヒカリなどを用意している。

 詳細、支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/daiku2021)。QRコードからもアクセスできる。

(2021年10月15日 16時04分 更新)

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