山陽新聞デジタル|さんデジ

日本の書展・岡山県の書展が開幕 叙情豊かな墨の美

高木聖雨さんの「旅抱」(左)など優品が並ぶ会場
高木聖雨さんの「旅抱」(左)など優品が並ぶ会場
 トップ書家たちが会派を超えて共演する「第49回日本の書展・第42回岡山県の書展」(全国書美術振興会、県書道連盟、山陽新聞社主催)が13日、岡山市北区表町の天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で始まった。中央書壇の大家から郷土の若手までの意欲作がそろい、愛好者らが叙情豊かな墨の景色を楽しんでいる。

 全国巡回する「日本の書展」には、昨年日本芸術院会員となった総社市出身の高木聖雨さんら116人が出品。同時開催の「岡山県の書展」には、森上光月・県書道連盟会長ら地元書家442人の新作を並べる。

 柔和な表情のかな、気迫がほとばしる漢字など作品は幅広く、墨色の変化や余白にはそれぞれの創意が込められている。入場者は運筆や造形の美しさを味わいながら鑑賞。友人の作品を見にきた総社市の女性(59)は「にじみやかすれ、行間など、筆一つで多彩な表現ができる書芸術の奥深さに驚いた」と話していた。

 18日まで。16日から一部展示替えする。入場料は一般500円、高校生以下無料。

(2021年10月13日 16時54分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ