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後楽園で松のこも巻き 害虫被害防止へ240本が冬支度

松の幹にこもを巻く造園業者
松の幹にこもを巻く造園業者
 岡山市の後楽園で13日、害虫被害を防ぐ「松のこも巻き」があり、一足早く冬支度を整えた。

 越冬のため、枝葉から地中に下りようとする害虫をこもに誘い込む伝統的な駆除法。造園業者がアカマツやクロマツなど約240本の松の幹に、わらで編んだ3種類のこも(長さ90~185センチ、幅25~55センチ)を巻き付け、縄で縛っていった。

 観光客らは、秋の風物詩を写真に収めようと、盛んにシャッターを切っていた。観光で訪れた男性(70)=愛知県春日井市=は「新型コロナウイルスの影響で外出の機会が減っていた。季節を感じる行事を見ることができ、よかった」と話していた。

 こもは虫が再び動きだす頃とされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」(来年3月5日)前の同2月16日に外して焼く。

(2021年10月13日 12時04分 更新)

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