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吉備国際大が食用米で日本酒醸造 すっきりした味わい

吉備国際大が酒造会社が造った山廃純米酒「志知」
吉備国際大が酒造会社が造った山廃純米酒「志知」
 吉備国際大(高梁市伊賀町)は、農学部がある南あわじ志知キャンパス(兵庫県南あわじ市志知佐礼尾)近くの酒造会社と連携して山廃純米酒「志知」を造った。酒米でなく食用米「きぬむすめ」が原料で、すっきりとした味わいという。岡山県内では11月1日から同大を運営する順正学園(岡山市北区岩田町)で販売する。

 環境負荷の低減などを目標に、同大農学部では毎年、化学肥料を使わずにきぬむすめを栽培。購入者から好評を得ており「日本酒にしてもおいしいのでは」と、大学側が都美人酒造に提案した。

 原料は、2年生60人が昨年10月に収穫した1トンのうち300キロ。酒米よりも割れやすく削る作業が難しいが、精米歩合70%まで磨いて2月から仕込み、瓶に詰めて半年間熟成させた。720ミリリットル入りで1485円。約500本を販売する。

 商品名はキャンパスの住所から取り、ラベルには同市の花・スイセンをデザインした。相野公孝農学部長は「フルーティーな香りで少し酸味があり、どんな料理にも合いそう。機会があれば新商品も作りたい」と話した。

 都美人酒造では15日から販売を開始。岡山県内での販売は、近く大学ホームページで予約の受け付けを始める。問い合わせは同学園(086―231―3600)。

(2021年10月12日 16時11分 更新)

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