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獅子舞巡回、厄を払う 粟倉神社秋季大祭で2年ぶり

厄払いのため、2年ぶりに地域を巡回して悪魔切りを舞う獅子舞
厄払いのため、2年ぶりに地域を巡回して悪魔切りを舞う獅子舞
 岡山県西粟倉村長尾、粟倉神社の3日の秋季大祭では、村無形文化財の獅子舞が家庭や事業所を2年ぶりに巡回し、家内安全や業績発展を祈って厄を払った。

 保存会の住民約15人が17カ所を訪れ、疫病などを退散させて氏子の繁栄を図る舞「悪魔切り」を演じた。獅子は、てんぐ面を着けた「鼻高(はなたか)」を前に太鼓、笛の音に合わせて勇ましく舞い、刀を何度も振った。

 新型コロナウイルス感染予防のため、境内広場での獅子舞披露、みこし巡行は昨年に続いて見送った。

 村史によると、粟倉神社の獅子舞は江戸中期の宝暦年間、神職が争い事の訴訟のため江戸に滞在した際、同行者が江戸神楽を習得して伝えたとされる。

(2021年10月08日 15時29分 更新)

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