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バスジャック想定し訓練 岡山県警や県協会など対応確認

訓練で刃物を持った犯人を説得する捜査員=県警機動隊庁舎駐車場
訓練で刃物を持った犯人を説得する捜査員=県警機動隊庁舎駐車場
 岡山県警や県バス協会などは6日、バスジャック事件を想定した訓練を岡山市内で行い、警察官やバス会社の社員ら約80人が非常時の対応を確認した。

 乗客約10人を乗せてJR岡山駅から同市郊外へ向かう路線バスが、刃物を持った男に乗っ取られた―との想定で実施。バスの車内で警察官が扮(ふん)する犯人が乗客を人質に取ると、運転手が異常事態を知らせる緊急ボタンを押し、行き先を知らせる車体の電光掲示板に「SOS」などの文字を点灯させた。

 通行人の110番でパトカー2台が急行し、バスを前後に挟んで県警機動隊庁舎(岡山市北区いずみ町)の駐車場まで誘導。「離婚した妻子に会いたい」と主張する男に、捜査員が「落ち着いて話をしよう」などと説得して乗客を解放させ、車外で取り押さえた。

 バスを運転した岡山電気軌道の運転手槙原健二さん(55)は「乗客を守るためには犯人を刺激せず、落ち着いて警察の誘導に従うのが大事だと再認識した」と話した。

(2021年10月06日 11時47分 更新)

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