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瀬戸芸のメインビジュアル発表 島に生きる人々の魅力伝える

来年開催の瀬戸芸のメインビジュアル。男木島を舞台に同島のお年寄りがサングラス姿で登場している
来年開催の瀬戸芸のメインビジュアル。男木島を舞台に同島のお年寄りがサングラス姿で登場している
 岡山、香川両県の島々を主会場に開く瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の実行委員会は29日、2022年開催の第5回のPRポスターなどに使用するメインビジュアルを発表した。瀬戸内海の自然をテーマにした過去4回から一転。瀬戸芸を支える島の「おじいちゃん」と「おばあちゃん」を主役に、瀬戸内に生きる人々の魅力を伝えている。

 10年の第1回からデザインを担当してきた岡山市出身のグラフィックデザイナー原研哉さん(63)が、写真家上田義彦さんとともに3種類を制作した。男木島で暮らす男女3人のポートレートで、それぞれ同島を舞台にサングラス姿でポーズを取っている。写真の下部には瀬戸芸のロゴや会場の島々と航路が描かれており、ポスターやちらし、ウェブサイト、グッズなどの図柄として活用する。

 この日、高松市内で発表会があり、出席した原さんは「島の日常を体現したお年寄りに、アートの象徴としてのサングラスを掛けてもらうことで、瀬戸芸そのものを表現した。その姿から伝わる明るさや力強さ、幸福感を世界に発信したい」と語った。

 第5回は12の島々と宇野港(玉野市)、高松港(高松市)を会場に、春、夏、秋の3期に分け、4月14日から計105日間にわたり開催する予定。

(2021年09月29日 19時51分 更新)

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