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岡山県 10月から営業時短解除へ 酒類提供停止の要請も取りやめ

流行「第5波」の感染状況が報告された県の新型コロナ対策本部会議
流行「第5波」の感染状況が報告された県の新型コロナ対策本部会議
 岡山県は29日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、県内に適用されているまん延防止等重点措置が30日で解除されることを受け、県内の飲食店などに要請している午後8時までの営業時間短縮と酒類提供停止を10月1日から解除すると決めた。旅行割引などの各種経済対策も再開する。

 県内で時短要請が全面解除されるのは、流行「第5波」に伴い岡山市内を対象に始めた8月4日以来となる。新規感染者や病床使用率といった指標が軒並み改善しており、感染防止に配慮しつつ、経済の回復に踏み出す。

 10月1~31日は県独自の「リバウンド防止期間」として対策を継続する。事業者には感染を防ぐ業種別ガイドラインの順守を求め、従業員の健康管理やテレワーク推進も呼び掛ける。飲食店などは一定の感染対策を保証する第三者認証の取得に努めることとする。

 県民に対しては、不要不急の県境移動を避けるよう要請。会食は大人数を避けて2時間程度とする。クラスター(感染者集団)が頻発した放課後児童クラブには、飲食の際の間仕切りなど飛沫防止策を求める。

 一方で、飲食店支援策の「Go To イート」、県民向け宿泊クーポン「おかやま旅応援割」、プレミアム付き交通券の販売停止を10月1日から解く。後楽園(岡山市)など県有施設も再開する。

 伊原木隆太知事は会議後「感染状況が落ち着き、(時短を解除しても)何とかしのげると判断した。基本的な感染対策を徹底し、引き続き慎重に行動してほしい」と述べた。

 県は現在、県内全域の飲食店などに時短を要請するとともに、岡山、倉敷市など17市町を重点措置の対象区域に指定して酒類提供の終日停止を求めている。

(2021年09月29日 12時22分 更新)

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