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虚偽申請 4事業所の指定取り消し 岡山県、介護給付費不正受給も

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は28日、職員配置を偽った申請で介護保険事業所の指定を受けたとして、介護保険法に基づき、社会福祉法人「菜花(さいか)の里」(津山市林田)が運営する4事業所の指定を取り消すと発表した。このうち2事業所は介護給付費計2186万円を不正受給したとしている。

 訪問入浴介護のアーバ(津山市林田)、アーバ訪問看護ステーション(同市津山口)、アーバデイサービスセンター雲母(きらら)(同所)、アーバデイサービスセンター鏡野(鏡野町瀬戸)の各事業所。取り消しは28日付で、デイサービスセンター鏡野のみ利用者に配慮して10月31日付とした。

 県によると、4事業所は昨年4月と12月、県に事業所指定の更新手続きを行った際、必要な職員数を満たすため、雇用や勤務実態のない個人名を記載した申請書を提出。デイサービスの2事業所はその後、利用者の居住地である津山、岡山市など県内5市町に給付費を請求したとされる。

 昨年10月、法人内部から県に情報提供があり発覚。県は5市町に対し、不正受給額に40%を加算して返還を求めるよう助言した。

 同法人は取材に「コメントは差し控える」としている。

(2021年09月28日 12時27分 更新)

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