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備前・頭島に海洋学習施設が開所 アマモ場再生講義室や特産品販売

備前市日生諸島の頭島にオープンした「ひなせうみラボ」
備前市日生諸島の頭島にオープンした「ひなせうみラボ」
備前・頭島に海洋学習施設が開所 アマモ場再生講義室や特産品販売
 備前市・日生諸島の頭島に一般社団法人みんなでびぜん(同市日生町日生)が整備していた海洋学習施設「ひなせうみラボ」=渚(なぎさ)の交番=が完成し、27日、オープンした。アマモ場の再生や海ごみについて学ぶ講義室のほか、レストランや特産品売り場を設けており、観光スポットとしてもPRしていく。

 市から無償で借り受けた市有地3180平方メートルに鉄骨2階延べ377平方メートルを整備した。1階の講義室は約60人を収容し、小中高生らを招いて魚の貴重な生息空間であるアマモ場の再生、プラスチックごみによる海洋汚染などについて学んでもらう。隣には顕微鏡や冷蔵庫を備えた海洋研究室がある。

 特産品売り場は日生沖でとれた魚介類、地元産のミカンジャム、ユズ入りハチミツなど約200種類をそろえる。2階は瀬戸内海の景色を一望できる洋食レストラン(約40席)で、ステーキやハンバーグを提供する。総事業費は約2億円で、日本財団(東京)が全額負担した。

 財団は全国各地に渚の交番を展開しており、ひなせうみラボは11カ所目。県内では初となる。備前市や備前観光協会、日生町漁協など約20団体でつくる協議会のメンバーがみんなでびぜんを設立し、同法人が運営に当たる。

 この日は現地で開所式があり、約50人が出席した。同法人の船橋美可代表理事が「住民と協力しながら島全体を盛り上げていきたい」とあいさつし、テープカットして祝った。

(2021年09月27日 19時18分 更新)

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