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吹屋の町並み彩る優しい光 「宵灯り」、灯籠やLEDで演出

ろうそくやLEDの光に包まれた吹屋ふるさと村
ろうそくやLEDの光に包まれた吹屋ふるさと村
 国重要伝統的建造物群保存地区の吹屋ふるさと村(高梁市成羽町吹屋)で25日夜、ろうそくをともした灯籠やLED(発光ダイオード)で町並みを彩る「吹屋宵灯(あか)り」(同市観光協会吹屋支部など主催)が開かれ、訪れた人たちが幻想的な光の演出を楽しんだ。10月2日(午後6時半~8時半)も行われる。

 約200メートルの通りに、赤色顔料・ベンガラを釉薬(ゆうやく)に用いた円筒形の陶製灯籠(直径15センチ、高さ25センチ)200個を並べ、一帯の建物を中や外から照らすLEDライト50個も配置した。午後6時半ごろ、一斉に点灯すると、通りや旧家のなまこ壁、格子窓に淡い光が浮かび上がり、家族連れやカップルが盛んにシャッターを切っていた。

 総社市から訪れた女性(33)は「新型コロナウイルスで地域のイベントの中止が相次ぎ、寂しかったが、優しい光に心が癒やされた」と話した。

 吹屋宵灯りは、昨年6月に日本遺産となった高梁市のベンガラと銅にまつわる物語「『ジャパンレッド』発祥の地」の構成文化財の一つ、吹屋地区をPRしようと初めて企画した。同支部は「昼と夜で表情を変える町並みを楽しんでほしい」としている。

(2021年09月25日 20時59分 更新)

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