山陽新聞デジタル|さんデジ

県展津山会場1期が開幕 創意豊かな秀作104点

多彩な秀作が並ぶ県展津山会場
多彩な秀作が並ぶ県展津山会場
 「第72回岡山県美術展覧会」(県、おかやま県民文化祭実行委、山陽新聞社主催)の津山会場1期が23日、津山市新魚町のアルネ・津山4階市立文化展示ホールで開幕した。創意豊かな秀作の数々が並び、多くの美術ファンらを魅了している。27日まで。

 「県展」の呼び名で親しまれている県内最大級の公募展。昨年は新型コロナウイルス禍で中止となったが、今年は感染防止対策を徹底して2年ぶりに開催した。全体で日本画、洋画、工芸、書道、写真、彫刻の6部門に計2282点が寄せられ、津山会場は上位入賞作や作州地域10市町村の優秀作など266点を2期に分けて展観する。1期は日本画、洋画、工芸、写真の4部門に計104点が並んだ。

 樹齢を重ねた老木とその周りから芽を出した若葉を丁寧に描いた大谷清子さん=同市=の洋画「城郭・老桜の刻」(山陽新聞社大賞)をはじめ、福見容子さん=同市=の日本画「悠久の刻 屋久杉」(地域奨励賞)、平井真沙江さん=同市=の洋画「奥津渓(待春)」(同)などの力作を前に、来場者が足を止めて見入っている。

 友人の作品を見に訪れた男性(79)=真庭市=は「絵画は心が落ち着く作品が多く、工芸は存在感がある。写真も鬼気迫る表情を収めたものがあって、さまざまなジャンルの展示を楽しめた」と話した。

 午前10時~午後6時。入場料は一般500円、高校生以下は無料。書道と彫刻の2部門計162点が出品される2期は同会場で30日~10月4日に開かれる。

(2021年09月24日 17時14分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ