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新社名は「エスタカヤ電子工業」 シャープと資本関係解消で変更

エスタカヤ電子工業の企業ロゴマークと社名のデザイン
エスタカヤ電子工業の企業ロゴマークと社名のデザイン
 電機・電子機器メーカーのタカヤ(井原市高屋町)の完全子会社で電子部品製造のシャープタカヤ電子工業(岡山県里庄町里見)は10月1日、「エスタカヤ電子工業」に社名変更する。昨年3月に資本関係を解消したシャープ(大阪)の名称を来年4月から使用できなくなるため。

 新社名は、現社名の英語表記の頭文字にちなみ取引先に通称として浸透している「エステック」などを踏まえた。企業ロゴマークは現行のデザインを継承する。

 同社は1979年、タカヤが60%、シャープが40%を出資して設立。半導体ウエハーをチップに切り分け電子部品に仕上げる半導体製造の後工程を現在も担っている。ただ、大口の発注者だったシャープが経営不振で2016年に台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったのを機に受注が減り、資本関係を解消。タカヤはシャープが保有する全株式を取得した。

 シャープタカヤの柚木太志社長は「特定の顧客にとらわれることなく営業活動に力を入れていく。パワーデバイス(電力制御用半導体)領域への進出をはじめ製品開発も強化したい」と話している。

 同社は資本金1億円、単体の売上高144億9600万円(21年3月期)、従業員524人。

(2021年09月24日 16時04分 更新)

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