山陽新聞デジタル|さんデジ

岡フィルに秋山和慶氏 ミュージックアドバイザー就任へ

秋山和慶氏
秋山和慶氏
 来年3月末で任期を終える岡山フィルハーモニック管弦楽団の首席指揮者ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(73)=ドイツ在住=の後任に、東京交響楽団や広島交響楽団を指揮した日本有数の指揮者、秋山和慶氏(80)=東京=が就任することが、23日までに分かった。秋山氏は楽団が新設する「ミュージックアドバイザー」に就き、指揮に加え、楽団運営への助言も行う。

 秋山氏は小澤征爾氏らを育てた故斎藤秀雄氏に学び、1964年に指揮者デビュー。東京交響楽団の音楽監督・常任指揮者を40年間務めた。作品への深い理解と緻密な指揮で知られ、アメリカ交響楽団、バンクーバー交響楽団の音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団の首席指揮者を歴任。現在は東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者などに就く。

 岡フィルとは2008、18年の第九演奏会や今年2月の矢掛特別公演で共演しており、楽団の事務局である公益財団法人・岡山文化芸術創造(岡山市)が就任を依頼していた。

 任期は来年4月から5年間で、5月の定期演奏会が初舞台となる。定演を中心に年4回程度指揮するほか、演奏会の曲目やソリストの選定、新たな団員選びなどにも協力する。

 シェレンベルガー氏は、岡フィルの初代首席指揮者として13年4月に就任。16、19年に契約を延長し、現在3期目を務める。退任後は楽団の名誉指揮者となる。新型コロナウイルス禍で昨年2月以降来日していなかったが、10月の第70回定期演奏会で1年8カ月ぶりに指揮する予定。

(2021年09月24日 06時03分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ