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備前焼製の信号機 重厚感たっぷり 備前署に展示 交通安全意識高めて

備前署の玄関口に展示された備前焼製の信号機
備前署の玄関口に展示された備前焼製の信号機
 備前署と備前交通安全協会は、備前焼製の信号機を実物サイズで創作した。焼き物特有の重厚な雰囲気を漂わせており、市民が出入りする署の玄関口に飾り、交通ルール順守の啓発促進に役立てている。

 信号機は本体部分が縦36センチ、横110センチの備前焼製で、焦げ茶色をベースに黄色い胡麻(ごま)を散らしたり、朱色の緋襷(ひだすき)を走らせたりしている。赤、青、黄の円いレンズを収納し、実際の信号機と同じく発光ダイオード(LED)が点灯する。近くの歩行者用の押しボタンを押すと、色が30秒ごとに変わる。

 備前署がドライバーに交通安全意識を高めてもらおうと発案し、備前陶芸センター(備前市伊部)の作家らに頼んで制作した。配線やLEDの取り付けは岡山市内のメーカーに依頼。本体部分は窯で焼くと収縮するためレンズとサイズが合いにくく、何度も作り直して約2カ月かけて完成させた。

 交通信号設置記念日に当たる8月20日に同署で除幕式があり、河合弘文署長や同協会の長崎信行会長、備前焼小町の難波歩由未さん(18)らが出席した。河合署長は「千年近い歴史を誇る備前焼文化の力を借りながら啓発に役立てたい」、長崎会長は「良い焼け色が出ている。たくさんの人の目にとまってほしい」と話した。

(2021年09月17日 18時02分 更新)

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