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商品撮影用オリジナルキット考案 障害者事業所 CFで製作資金募る

撮影キットを使って商品を撮影するドリーマーの利用者
撮影キットを使って商品を撮影するドリーマーの利用者
 就労移行支援事業所ドリーマー(岡山市南区新福)は、商品を撮影する際に背景の写り込みを防ぐために使うオリジナル撮影キットを考案した。小さく折り畳んだ状態から簡単に組み立てられるのが特長で、新型コロナウイルス禍で仕事が減る中、新たな収入源とし、工賃アップにもつなげる狙い。製作やインターネット販売にかかる必要経費をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 キットは20センチ四方の厚紙4枚がつながったもので、組み立てる際にボタンなどで留める手順が不要なほか、折り畳むと厚さ1センチの平らな形状となり、収納もしやすい。背景はベースの水色のほか、付属のカバーを付けることで黒、白、青色に変えられる。1セット2500~3千円での販売を計画している。

 同事業所は中古フィルムカメラを海外に輸出する会社から検品や清掃作業を請け負っているが、コロナ禍で輸出が落ち込み、検品などの作業も減少。撮影キットはネット販売の増加で個人でも商品を出品する人が増えていることから需要があると判断した。

 同事業所では精神障害者を中心に約20人が働いている。職業機会の訓練として商品の発送や在庫管理、営業などもしていく。販路拡大に向けた方策も探るという。

 ドリーマーの高橋裕伸事業開発部長は「新たな仕事を開拓することで障害者がさまざまなスキルを身に付けることにも役立てたい」と話す。

 山陽新聞社や中国銀行などが連携したCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を活用して30日まで募る。目標額は180万円。返礼品にはキットや活動報告書を用意している。

 詳細は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/portachallenge)。

(2021年09月04日 18時42分 更新)

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