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高梁の土田さん 木工ジオラマ作り 備中高梁駅舎など、細部まで再現

JR備中高梁駅と複合施設のジオラマを作っている土田さん
JR備中高梁駅と複合施設のジオラマを作っている土田さん
備中高梁駅の東口部分。自販機や看板も細部まで再現している
備中高梁駅の東口部分。自販機や看板も細部まで再現している
 高梁市の土田清和さん(80)が、旭町のJR備中高梁駅舎と、隣接している複合施設のジオラマ作りを進めている。特技の木工細工の腕前をフルに活用し、身近な材料で市中心部の大型建造物を細部まで再現。11月の公開を目指して、仕上げ作業に取り掛かっている。

 ジオラマは1・2メートル四方。メインの材料は日本酒やそうめんなどのギフト用木箱で、使用済みを友人から譲り受けた。ガラス張りの窓が印象的な市図書館を核とする複合施設はアクリル板を入れ、内部に明かりがともる仕掛けを施した。駅西口に立つ山田方谷像や架線柱などもやすりやカッターナイフで巧みに再現。駅周辺をおもちゃの列車が周回できるよう近所の大工にレールも作ってもらった。

 50代から木工細工を始めた土田さんは落合研修会館(落合町阿部)で毎年11月に開かれる「落合町民文化展」への出展を目標に、2019年12月から製作開始。現地視察を重ねて建物の構造、自販機の位置などを確認しながら作業を進めた。昨年の同展前には西口部分が完成したが、新型コロナウイルス禍で中止になったため、そのまま作業を続行。東西連絡通路を含む東口部分にも着手した。

 ほぼ完成間近で、今後は複合施設1階に入居している店舗ののぼりや看板を仕上げるという。土田さんは「いったん作り始めたら面白くて夢中になってしまう。文化展で披露することができれば」と話している。

(2021年09月03日 16時27分 更新)

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