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佐藤友祈(岡山)大会新で金 東京パラ陸上男子400

表彰式で金メダルを掲げる佐藤友祈(中央)ら=国立競技場
表彰式で金メダルを掲げる佐藤友祈(中央)ら=国立競技場
 東京パラリンピックの陸上男子400メートル(車いすT52)決勝が27日、東京・国立競技場で行われ、世界選手権3連覇中の佐藤友祈(31)=モリサワ、岡山市在住=が55秒39のパラリンピック新記録をマークし、金メダルを獲得した。夏季大会で岡山勢の金メダルは初めて。

 初出場した前回2016年リオデジャネイロ大会で銀メダルの佐藤は、午前の予選を全体トップの57秒33で通過。夜の決勝は3大会連続優勝を狙うレイモンド・マーティン(米国)との競り合いとなり、ゴール直前でライバルを捉えて0秒20先着した。従来のパラ記録を1秒86更新したレース後、「リオでマーティン選手に敗れ、東京でのリベンジを目指してきた。次のパリでは金メダル獲得と世界記録更新を達成したい」と感激の面持ちで話した。

 静岡県藤枝市出身の佐藤は21歳で発症した脊髄炎の影響で車いす生活となり、12年に競技を開始。14年に岡山に拠点を移し、18年7月、400メートルで55秒13の世界新記録を樹立した。今年1月には岡山市の企業を退社しプロに転向。今大会は同じくリオで銀メダルの1500メートル(29日決勝)で2冠目を狙う。

 パラリンピックで岡山勢の金メダルは、冬季のノルディックスキー距離男子立位で新田佳浩(日立ソリューションズ、岡山県西粟倉村出身)が計3個を獲得している。

(2021年08月27日 20時35分 更新)

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