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Tシャツ400枚でモザイク画 高梁の中高生ら制作 催しで展示へ

Tシャツの背中側に絵の具で描く川上中生徒
Tシャツの背中側に絵の具で描く川上中生徒
谷さんが手掛けたモザイク画の原画
谷さんが手掛けたモザイク画の原画
 高梁市の中高生らが1枚ずつ絵を描いた計400枚のTシャツを、市内6会場に分けて展示するアートイベントが、9月4日に開幕する。Tシャツの絵を合わせると6メートル四方のモザイク画になる仕組みで、会場にあるQRコードを読み取ると全体像が見られる。新型コロナウイルス禍で学校活動が制限される中、市観光協会吹屋支部などが、生徒の思い出をつくろうと企画した。

 英語の「楽しむ(JOY)」「参加する(JOIN)」「芸術(ART)」を組み合わせ、「たかはしJOYNART(ジョイナート)」と銘打ち開催。地元ゆかりのアーティストと協力して、吹屋ふるさと村(同市成羽町吹屋)などで12日まで行う。鑑賞は無料。

 原画は吹屋地区出身で人気映画シリーズ「ターミネーター」などの背景画を手掛ける谷雅彦さん(49)=米サンフランシスコ在住=が担当。親子連れらを乗せた5隻の高瀬舟が、高梁川から宇宙に飛び出す様子を表現した。市内全6中と城南高(同市原田北町)デザイン科の生徒、同地区住民の計400人でモザイク画に仕上げる。Tシャツは閉幕後、生徒らに返却する。

 ふるさと村で10年以上にわたってアートイベントを展開する陶芸家の田辺典子さん(58)=同市=の指導で、制作は7月中旬にスタート。川上中(同市川上町地頭)では全生徒40人が今月6日、12色の絵の具を使い分けて1人1枚ずつTシャツの背中側25センチ四方に彩色し、原画の左上の高瀬舟と右上の星空を完成させた。

 「原画の色に近づけるのが難しかったが、みんなとの作業が楽しかった」と3年男子(14)。田辺さんは「力を合わせて作品を完成させる一体感を味わってほしい」と話す。

 他の会場は次の通り(いずれも高梁市)。

 市図書館(旭町)▽城まちステーション(小高下町)▽うかん常山公園(有漢町有漢)▽弥高山公園(川上町高山)▽広兼邸(成羽町中野)

(2021年08月21日 17時07分 更新)

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