山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山県が抗体カクテル療法普及へ 知事表明 重症化防ぎ病床確保

新型コロナウイルス対策について説明する伊原木知事
新型コロナウイルス対策について説明する伊原木知事
 岡山県の伊原木隆太知事は20日、記者会見し、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が同日から適用されたことを受けて「県民の健康と命を守るため、医療提供体制の強化に取り組む」と強調。重症化を防ぐ効果がある抗体カクテル療法の普及を進める方針を明らかにした。

 同療法は、2種類の中和抗体を組み合わせた点滴薬を投与し、ウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ。県によると、県内では18の医療機関が独自の判断で投与しているが、今後は県がこの枠組みとは別に集中的に投与を担う医療機関を決め、糖尿病や肥満といった重症化リスクの高い入院患者や高齢者に施すという。早期退院につなげて病床を確保する狙いがある。

 知事はまた、新規感染者の急増に対応し、患者の夜間一時待機施設を23日から県精神科医療センター(岡山市北区鹿田本町)内で再開すると表明した。

 まん延防止等重点措置の対象区域は岡山、倉敷市。飲食店に酒類提供の終日停止や営業時間短縮などを要請しており、知事は「感染力の強いデルタ株の危険性を理解し、行動を変えていただきたい」と話した。

(2021年08月20日 12時07分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ