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「ベトコンラーメン」来年復活へ 岡山の企業、CFで支援金募る

ベトコンラーメンの復活に向けて準備を進める立石さん(右)と赤木さん
ベトコンラーメンの復活に向けて準備を進める立石さん(右)と赤木さん
 システム開発のオーユーシステム(岡山市北区撫川)は、昨年5月に火災で閉店したラーメン店「ベトコンラーメン新京」(倉敷市帯高)を復活させる。同じ場所に店舗を再建し、早ければ来年初めにも営業を始める予定。クラウドファンディング(CF)で支援金を募っている。

 ベトコンラーメンは1983年にオープンし、大盛りの野菜やニンニク、濃厚なスープで人気を集めていた。資金の問題などで再建できないでいたが、近隣で育った南石拓哉社長が「名店の復活で地域を盛り上げたい」と決断。今年6月に新会社を設立し、店舗の運営会社から事業を引き継いだ。

 計画では、焼け残った3階建ての店舗兼住宅を取り壊し、平屋の新店舗を整備。カウンター19席を設ける。モヤシやハクサイが山盛りになった「国士無双」などの人気メニューはそのまま。旧店舗を経営していた赤木奉久さんの指導で変わらない味を提供する。飲食業に興味があったというオーユーシステム岡山営業部の立石望さんが新会社に出向して店長を務めるほか、赤木さんも当面は厨房(ちゅうぼう)に立つ。

 土地や建物の取得費用などを含めた総投資額は数千万円。CFサイトのキャンプファイヤーで9月15日まで、1口3千円から支援を募っている。

 南石社長は「店舗の公式ツイッターに再建が決まったと投稿したところ、数日間で1300件超の『いいね』が寄せられ、人気の高さにあらためて驚いている。なるべく同じ業者から仕入れるなど、復活の期待に応えられたら」と話している。

(2021年08月16日 17時34分 更新)

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