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終戦の日 西粟倉で戦没者慰霊祭 遺族ら供養塔前で黙とう

供養塔前で黙とうをささげる西粟倉村遺族会の会員ら
供養塔前で黙とうをささげる西粟倉村遺族会の会員ら
 岡山県の西粟倉村遺族会は15日、戦没者慰霊祭を同村影石の供養塔前で行った。参列者は肉親を弔って静かに祈りをささげ、二度と戦争が起きないよう願った。

 父やおじらを亡くした遺族会員ら15人が参列し、午前7時から黙とう。一人一人が菊を祭壇に献花して、太平洋戦争などで命を落とした115柱を祭る供養塔に向けて手を合わせ、経を上げた。

 召集されて陸軍に所属した父を広島の原爆で亡くした萩原豊会長(76)は「私は生まれたばかりで、父の記憶はもちろん全く残っていない。兄からは『厳格な人で、よく怒られた』と聞かされてきた」と振り返り、「会員の減少、高齢化は進んでいるが、いつまでも弔い続けていきたい」と話した。

(2021年08月15日 10時26分 更新)

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