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前線の影響 岡山県内広範囲で大雨 6市町村が「高齢者等避難」発令

ごう音を立てながら放流を続ける旭川ダム=13日午後1時53分
ごう音を立てながら放流を続ける旭川ダム=13日午後1時53分
 西日本に停滞する前線の影響で、岡山県内は13日も広範囲で大雨が降り、倉敷、高梁、真庭、井原市、鏡野町、西粟倉村は土砂災害の危険性が高まったとして、高齢者や障害者らに避難を求める「高齢者等避難」を発令した。雨は14日以降も続く見通しで、JR西日本は同日の一部在来線の運転を見合わせる。

 13日午後6時までの48時間降水量は、井原市153・5ミリ、新見市新見129・5ミリ、真庭市久世と高梁市陣山124・0ミリ、倉敷市88・0ミリ、岡山市中心部60・0ミリ―など。

 県によると避難情報の対象は同9時半時点で6市町村の23万6979世帯、53万2832人。倉敷市では同6時に市内の山沿いを対象に発令し、32カ所に避難所を設けて早めの避難を呼び掛けた。

 このほか、岡山市は自主避難者を受け入れる避難所を市内19カ所に開設。新型コロナウイルス感染症の自宅療養者と濃厚接触者専用の避難所も別に5カ所設けて対応した。

 14日午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で南部100ミリ、北部120ミリ。旭川水系の旭川ダム(岡山市)や高梁川水系の河本ダム(新見市)では放水量が増えており、県河川課は「河川の水位が短時間で上昇する恐れがある。危険なので近づかないで」と呼び掛けている。

 交通機関も乱れ、JRの在来線は14日も伯備線備中高梁―新郷、姫新線新見―上月、因美線津山―智頭、芸備線新見―備後落合間で終日運転を取りやめる。

 岡山地方気象台は「西から活発な雨雲が次々と流れ込んでおり、少なくとも15日までは大雨が続く見込み。最新の気象情報や自治体の防災情報を注視し、早めの避難を心掛けてほしい」としている。

(2021年08月13日 21時47分 更新)

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