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三木記念賞に小長啓一氏 元通商産業事務次官、備前出身

小長啓一氏
小長啓一氏
 岡山県は12日、地域社会の発展に功績のあった個人をたたえる2021年度の三木記念賞に、元通商産業事務次官の小長啓一氏(90)=川崎市在住、備前市出身=を選んだと発表した。

 小長氏は岡山大法文学部を卒業後、1953年に通産省(現経済産業省)に入省。71年から田中角栄元首相(当時は通産大臣)の秘書官になり、全国を高速交通網で結ぶ「日本列島改造論」の政策立案に携わった。第1次石油危機後の物価対策や総合エネルギー政策にも関わり、84~86年には通産事務次官を務めた。2007年から県企業誘致アドバイザーとして地場経済の発展に貢献している。

 授与式は9月1日にルネスホール(岡山市北区内山下)であり、表彰状と賞金30万円が贈られる。

 三木記念賞は、故・三木行治知事が受けたマグサイサイ賞(フィリピン)の賞金を基に1968年創設し、今回で54回目。有識者でつくる審議会が、推薦された13人の候補者から選考した。受賞者は小長氏を含め229人。

(2021年08月12日 10時34分 更新)

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