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芸備線の在り方検討会議が初会合 JRや自治体 利用促進へ連携確認

芸備線の新見市と庄原市にまたがる区間の在り方について考えた検討会議
芸備線の新見市と庄原市にまたがる区間の在り方について考えた検討会議
 利用低迷が続くJR芸備線の新見市と庄原市にまたがる区間の今後の在り方を考える検討会議の初会合が5日、岡山市内で開かれた。構成メンバーの岡山、広島県と新見、庄原市、JR西日本が連携して利用促進に取り組み、地域の公共交通の将来像を探っていくことを決めた。次回は9月に広島県内で開き、利用促進策を持ち寄って協議する。

 岡山側は、県県民生活部の那須信行部長、新見市の野間哲人副市長ら10人が岡山市内の会場に集まり、広島側は自治体幹部がオンラインで出席した。JR西の担当者が、両市内にある19駅のうち13駅の1日当たりの平均乗客数が10人以下で、9割が通学者とする2019年度の利用実績を報告。須々木淳・岡山支社副支社長が「地元住民にあまり必要とされていないのが課題。持続的に利用してもらえるよう議論したい」と述べた。

 新見市と岡山県は、列車とバスの乗り継ぎの悪さを指摘。マイカーからの転換に向け、同市は市営バスのダイヤを見直す意向を示した。広島側は「庄原市にある4高校の生徒の通学や観光面で欠かせない路線」などと主張。駅を活用したイベントへの助成といった利用促進策を報告した。

 備中神代(新見市)―広島(広島市)間を結ぶ芸備線の総延長は159・1キロ。今回検討する区間は、主に山間部を走る備中神代―山ノ内(庄原市)間の75・2キロ。

(2021年08月05日 21時58分 更新)

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