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岡山県「ステージ3」に引き上げ 各種経済対策の新規販売一時停止

岡山県「ステージ3」に引き上げ 各種経済対策の新規販売一時停止
今後の対応を協議した岡山県の新型コロナウイルス対策本部会議
今後の対応を協議した岡山県の新型コロナウイルス対策本部会議
 岡山県は5日、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を開き、流行「第5波」で県内の感染者が急増しているとして、飲食店への支援策「Go To イート」など各種経済対策の新規販売を一時停止することを決めた。感染状況の判断は切迫度が2番目に高い「ステージ3(感染急増)」に引き上げ、県民への協力要請に夜間の外出自粛などを追加した。

 感染力の強いインド由来の変異株「デルタ株」の広がりも踏まえた対応。緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の国への適用申請については、現時点では見送ることとした。

 一時停止するのはイート事業のほか、県民が県内の宿泊施設を利用する際に料金を割り引くクーポン事業「おかやま旅応援割」、路線バスやタクシーで利用できるプレミアム付き交通券。それぞれ7月5日以降に順次開始していた。

 イート事業は11日から感染状況が落ち着くまで販売を停止し、既に購入した食事券も利用自粛を求める。旅応援割と交通券の停止期間は6~31日。予約済みの宿泊や旅行は22日まで割引を適用する。以降の予約でキャンセル料が生じる場合は県が負担する。交通券は停止期間中も利用可能。両事業とも感染状況次第で停止期間延長の可能性があるとしている。

 県民に対しては、生活必需品の買い物を含めて外出機会の5割削減を呼び掛ける。このほか、会食は家族や毎日顔を合わせる人と4人以下、2時間以内▽外出の際は家族らと少人数で、混雑する場所や時間を避ける―などを新たに求める。

 県によると、4日まで直近1週間の県内の感染状況は、指標6項目のうち、新規感染者数と療養者数の2項目がステージ4(爆発的感染拡大)の基準に達した。病床使用率とPCR陽性率の2項目はステージ3に該当しているという。

(2021年08月05日 21時04分 更新)

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