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心潤う西洋絵画の名品を堪能 県立美術館で特別展、会期中盤

西洋絵画の名品を堪能する入場者
西洋絵画の名品を堪能する入場者
 岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で開催中の特別展「ヨーロッパ絵画400年の旅 珠玉の東京富士美術館コレクション」は会期中盤。29日も夏休みの家族連れや美術ファンが訪れ、巨匠の名画がそろうぜいたくな空間に浸っていた。

 日本屈指とされる東京富士美術館(東京・八王子市)の西洋絵画コレクションから厳選した83点を展示。ルネサンス以降、宮廷画家による壮大な歴史画や貴族の肖像画から、自由な表現が花開く近代絵画までをたどれる。

 中でも、充実する印象派の作品は人気の的。入場者は、水面を渡る爽やかな風まで感じさせるモネの「睡蓮(すいれん)」をはじめ、幸福感にあふれるルノワールの女性像、木漏れ日を軽やかに描いたシダネルの風景画などを心ゆくまで鑑賞していた。

 会社員女性(61)=岡山市北区=は「近代になるほど描き方が個性的になっていくのが興味深かった。遠方への外出がしにくい中、近場でこれだけ心潤う場があることがうれしい」と話した。

 山陽新聞社など主催。8月29日まで。9日を除く月曜と10日休館。

(2021年07月29日 18時14分 更新)

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