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岡山で選抜展「アートの今」開幕 “うつわ”題材 広がる表現28点

“うつわ”をテーマに多彩な表現が並んだ会場
“うつわ”をテーマに多彩な表現が並んだ会場
 岡山県内作家の選抜展「アートの今・岡山2021」(同展実行委など主催)が28日、岡山市北区天神町の県天神山文化プラザで開幕した。“うつわ”をテーマに、陶芸をはじめ、多様なイメージを膨らませた絵画や彫刻が、入場者を魅了している。8月8日まで(2日休館)。

 身近な芸術である器の魅力を見直し、そこから広がる表現を見比べようと企画した。若手からベテランまで14人が計28点を出品している。

 備前焼の伊勢崎競さん(備前市)は、鮮やかな牡丹餅(ぼたもち)や胡麻(ごま)が映える皿や鉢を披露。高梁川の流れと木々の緑を抱く大地を器に見立てたのは、写実絵画の上西竜二さん(井原市)。木彫の榎本勝彦さん(赤磐市)は、善も悪も受け入れる「寛容」の精神を抽象彫刻で表した。

 岡山市北区の女性(88)は「器をめぐるいろいろな解釈があり、見応えがあった」と話していた。

 同展は「ポート アート&デザイン津山」(11月6~28日)、笠岡市立竹喬美術館(12月11日~来年1月10日)に巡回する。

(2021年07月28日 18時09分 更新)

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