山陽新聞デジタル|さんデジ

演奏訪問代わりにDVD作り寄贈 光南高吹奏楽部が4福祉施設に

サツキが美しい中庭で収録する玉野光南高の吹奏楽部=4月24日
サツキが美しい中庭で収録する玉野光南高の吹奏楽部=4月24日
手描きイラストを添えたDVDを手にする近藤部長(左)ら
手描きイラストを添えたDVDを手にする近藤部長(左)ら
 新型コロナウイルス禍でも福祉施設に音楽を届けようと、玉野光南高(玉野市東七区)吹奏楽部は演奏を収録したDVDを制作した。感染拡大前まで訪問していた市内外の4施設に寄贈し、利用者らに楽しんでもらう。

 同部は地域貢献の一環で2010年から毎年、福祉施設で演奏を披露。昨年からのコロナ禍で訪問が難しい現状を鑑みて、部員が企画した。

 4月下旬から5月上旬に校内で撮影した映像は40分。1~3年生約40人がアイドルグループやアニメ映画のメドレー、吹奏楽の人気曲など9曲を奏でる。

 「ドクターXのテーマ」はドラマ主人公の女性外科医に扮(ふん)した男子部員が指揮。アニメ主題歌は1年生が元気よく踊るなど、見る人を飽きさせないよう工夫している。「デイ・ドリーム・ビリーバー」は中庭に咲き誇るサツキが彩りを添える。

 曲の紹介は、引退前の3年女子部員12人が担当。2年の近藤陵翔部長(16)は耳の不自由な人のために字幕を入れた。完成したDVDは、顧問教諭が7月中旬に玉野市の障害者支援施設、岡山市南区の介護施設などに届けた。

 近藤部長は「施設の人たちに楽しんでもらえる曲を選び、さまざまな演出を加えた。新型コロナで沈んだ雰囲気が漂っているが、明るく元気になってほしい」と話している。

(2021年07月24日 20時06分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ