山陽新聞デジタル|さんデジ

名勝・三ツ山 ドローンで地形調査 浅口市 景観復元向け詳細図制作へ

三つの岩山からなる三ツ山(中央奥)の地形調査に向かうドローン
三つの岩山からなる三ツ山(中央奥)の地形調査に向かうドローン
 浅口市寄島町地区にある市名勝・三ツ山の景観復元プロジェクトに取り組む同市は22日、小型無人機ドローンによる地形調査を現地で行った。これまで作られていない詳細な地形図を制作し、かつて生えていたクロマツの復活につなげる。

 三ツ山は寄島町地区の南の沖約110メートルにある三つの岩山。最も高い地点で海抜7・5メートル。それぞれにクロマツが自生していたが、15年ほど前から松くい虫による被害などで相次いで枯死し、2012年の台風で最後の1本も失われてしまった。

 この日は、市から委託された業者の職員らが干潮時に合わせてドローン2機を飛ばし、40~100メートル上空から写真約100枚を撮影するなどした。11月までに平面図と3D画像を完成させる予定。

 市は昨年、地元出身の住吉満さん(93)=兵庫県宝塚市=が市に寄付した1億円を基にプロジェクトを立ち上げた。自生する植物の調査なども実施している。

 市教委文化振興課は「植物調査の結果などと合わせ、クロマツの植栽に向けた問題点や可能性を明らかにし、地域のシンボルを復活させたい」としている。

(2021年07月22日 20時01分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ