山陽新聞デジタル|さんデジ

若年性認知症 当事者と学生が交流 美作大短大、実情や思い学ぶ

若年性認知症の実情を学んでもらおうと開かれた当事者らと美作大短期大学部生の交流会
若年性認知症の実情を学んでもらおうと開かれた当事者らと美作大短期大学部生の交流会
 若年性認知症の当事者の実情や、家族の思いを知ってもらおうと22日、津山市北園町の美作大短期大学部で、当事者らと介護福祉士を目指す学生との交流会が開かれた。学生は話し合いの中で、当事者らが自分のできることを見つけて前向きに生きている姿を学んだ。

 岡山県内を中心に当事者と家族、支援者らでつくる「はるそら」の多田美佳代表が非常勤講師をしていることから行われた。メンバー12人と学生10人が当事者と家族に分かれて語り合った。

 当事者らは、病気が進んだ重度になった人のことばかりが強調されている現状を説明し「自分がしたいことは伝えられる」「認知症を怖いと思わせないよう、理解してくれる人を増やしたい」などと訴えた。

 家族は病気を周囲に明らかにする難しさや、意思疎通がうまくいかず、イライラが募ることもあると吐露。同じ病気の家族が集える居場所の存在は大きく、悩みを話せば気持ちが楽になると語った。

 専攻科の学生(20)は「当事者同士が話し合うことで前向きになれている。人との関わりが大事だと分かった」と話した。

(2021年07月22日 17時43分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ