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広島県民 抗体保有率0.3% 新型コロナ、検査結果発表

広島県庁
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 広島県は15日、新型コロナウイルス感染歴を調べる抗体検査の結果を発表した。県民を対象に昨年8月から今年2月にかけて3回実施。抗体の保有を示す陽性者の最終割合(保有率)は初回の10倍に増えたが、0・3%にとどまった。

 検査は福山、広島、東広島、三次市、北広島町内から無作為に選んだ計7500人に任意で協力を要請。昨年8~9月、10~11月、今年1~2月に行った。

 保有率は回を重ねるごとに上がり、初回(受検者3025人、陽性者1人)は0・03%、2回目(同2396人、同2人)は0・08%。3回目は2351人が受検し、陽性は7人だった。

 検査を担当した広島大大学院の田中純子教授は会見で、ワクチン接種の進展で保有率上昇が今後も見込まれるとしつつ「依然として大半の県民が抗体を有していない」と説明。感染が広がりにくくなる「集団免疫」を獲得するまで、対策を継続する必要性を訴えた。

 湯崎英彦知事は希望する県民全てのワクチン接種完了が11~12月と見込み、無症状の帰省予定者に8月、PCR検査キットを事前に送り受検してもらう感染対策などを示した。

(2021年07月15日 21時34分 更新)

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