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県内大雨 15地点で100ミリ超 鉄道など交通機関乱れ

運転見合わせなどを知らせるJR岡山駅中央改札口の電光掲示板
運転見合わせなどを知らせるJR岡山駅中央改札口の電光掲示板
 活発な梅雨前線の影響で岡山県内は8日、前日に続いて広範囲にわたり断続的に大雨が降り、笠岡市と鏡野町では一部に「避難指示」が発令された。鉄道の運転見合わせや道路の通行止めも相次ぎ、交通機関が乱れた。JR在来線は9日も一部で運休を予定している。

 7日の降り始めから8日午後8時までの総降水量は、美作市191・5ミリ、鏡野町恩原189・0ミリ、真庭市蒜山上長田166・0ミリ、奈義町159・0ミリ、岡山市北区日応寺134・0ミリ―など。全25観測地点のうち15地点で100ミリを超えた。岡山市中心部は96・5ミリ、倉敷市は86・0ミリに達した。

 土砂災害の危険性が高まったとして、7日午後に美作市や鏡野町など県北の5市町村に出された避難指示は朝方解除されたが、この日も笠岡市の飛島と六島の各一部計37世帯55人に出され、鏡野町でも再び一部地域260世帯522人に発令された。笠岡市は午後8時すぎに解除された。

 県危機管理課などによると、岡山市中区長岡では民家1棟が道路側溝からあふれた水で床下浸水した。

 鉄道は、JR在来線が山陽線の上郡―岡山、津山線の岡山―津山、伯備線の豪渓―新見間が始発から運転を見合わせ、岡山駅では利用客が電光掲示板に見入った。山陽、津山線は午前中に再開した一方、姫新線の中国勝山―新見間などは午後から運転を取りやめた。

 JR西日本岡山支社によると、9日は因美線の美作加茂―智頭、芸備線の新見―備後落合間で午前中の運転を見合わせる。岡山―出雲市間を走る特急やくもは、終日運転を取りやめる。

 高速道路は山陽自動車道の岡山インターチェンジ(IC)―備前ICが一時通行止めに。一般道は美咲町内の国道429号や高梁市内の県道宇治長屋線が、沿線の土砂が崩れて全面通行止めとなるなど、10路線で通行止めや片側通行の規制が行われた。

 岡山地方気象台は「11日までは雨が降りやすい状況が続く。引き続き土砂災害や河川の氾濫に十分警戒してほしい」と呼び掛けている。

(2021年07月08日 22時12分 更新)

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