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マービーふれあいセンター再開 豪雨から3年、式典で門出祝う

西日本豪雨から3年を前に再開したマービーふれあいセンターの式典
西日本豪雨から3年を前に再開したマービーふれあいセンターの式典
 2018年7月の西日本豪雨で被災した倉敷市真備町箭田の文化施設「マービーふれあいセンター」が24日、約3年ぶりに業務を再開し、同センターで記念式典が行われた。浸水で内装や音響機器などが大きなダメージを受けた同町地区最大の文化施設が復活し、地元住民らが新たなスタートを祝った。

 式典は定員996人の竹ホールであり、新型コロナウイルス感染防止のため、地元住民代表ら約50人が出席。伊東香織市長は「豪雨から3年を前に、開館当時とほぼ同じ形で再開できた。これからの新しい真備の生活、触れ合いの場となれば」とあいさつした。

 被災前まで同センターを拠点に活動してきた地元住民らの「吉備真備太鼓」と「竹のオーケストラ」が演奏を披露。同町地区在住のピアニスト橋本里香さんも、市が寄付を基に整備したグランドピアノで真新しいホールに美しい調べを奏でた。

 同センターは1996年開館。鉄筋コンクリート2階延べ約5800平方メートルで、大小二つのホールや和室、会議室などを備える。豪雨で高さ3・5メートルまで浸水し、天井の一部が剥がれたほか、音響機器やピアノ3台が使用不能に。内装に大量のカビも発生し、休館が続いていた。

 市は総事業費約16億円を投じて修復。一部照明の発光ダイオード(LED)化やトイレの洋式化も図った。

 26日には、再開を記念して囲碁の七大タイトル戦の一つ第46期碁聖戦5番勝負の第1局(同市、山陽新聞社、新聞囲碁連盟、日本棋院、関西棋院主催)が行われる。

(2021年06月24日 12時56分 更新)

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