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“ゴリラ人形” 瀬戸内に引っ越し 農家に譲渡、畑の見張り番に

第二の人生を歩む畑の前に立つサルの覆面をかぶせたマネキンと小野田さん
第二の人生を歩む畑の前に立つサルの覆面をかぶせたマネキンと小野田さん
 “ゴリラの人形”の引っ越し先決まる―。岡山市北区奉還町の学生服販売店「学生専科ヒラオ」の店先に長年立ち続けてきたサルの覆面を着けたマネキン2体の譲り先が、瀬戸内市の農家に決まった。同店の7月での閉店に伴うもので、畑の見張り番として新たな人生を歩む。

 譲り受けたのは、農業の小野田和義さん(72)=同市。譲渡先を探していることを報じた4月28日付の本紙記事を読み、その日朝に同店を訪問して店主の平尾洋輔さん(80)に引き受けたいとの思いをぶつけたという。

 マネキンは6月上旬に小野田さんが持ち帰っており、梅雨明け後をめどに、自らの畑(同市)の県道牛文香登線沿いの場所に置く予定。現在は地元の要望で長船町公民館(同市長船町土師)に飾っている。

 2体のマネキンは全国放送のテレビ番組で立て続けに「ゴリラの人形」と紹介されるなどしたこともあり、地域の名物として知られるほどの“有名人”。約20人の引き受け希望者がいたが、平尾さんは「約35年も店先で頑張ってくれた。第二の人生は空気のいい所でのんびりと過ごしてほしい」と考えて譲渡先を決めた。

 小野田さんは「マネキンのことを話すと、瀬戸内市でも多くの人が知っている。地域の新たなスポットになれば」と期待している。

(2021年06月22日 19時19分 更新)

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