山陽新聞デジタル|さんデジ

宣言解除で岡山市有施設再開 公園に笑顔 37日ぶり公民館講座

緊急事態宣言の解除を受け、「こどもの森」を訪れた家族連れ=21日
緊急事態宣言の解除を受け、「こどもの森」を訪れた家族連れ=21日
再開初日から多くの地域住民が訪れた高松公民館の高齢者教室
再開初日から多くの地域住民が訪れた高松公民館の高齢者教室
宣言解除で岡山市有施設再開 公園に笑顔 37日ぶり公民館講座
 岡山市は21日、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言解除を受けて休業していた市有施設を再開した。感染のリバウンド(再拡大)が心配される中、各施設は感染防止対策を徹底しながら、市民の受け入れをスタートさせた。

 北区学南町の公園「こどもの森」では、午前8時半の開園から、待ちわびた家族連れが次々に訪れた。

 園内には3密(密閉、密集、密接)の回避を呼び掛ける看板が設置された。親子らは互いに距離を保ちながら、滑り台やブランコ遊びを楽しんだ。

 1歳と3歳の娘を連れた主婦(30)=同市南区=は「しばらく外出を控えてきただけに、外遊びができてよかった。子どものストレスを発散させてあげたい」と話した。

 市内58施設の公民館・分館は5月15日以来、37日ぶりに主催講座や教室を再開した。

 高松公民館(北区津寺)では、この日から本年度の高齢者教室を開講。約50人の参加者には、マスク着用や、手指の消毒、検温を求めた。この日の講座はベテランバスガイドによる仮想バスツアーで、参加者は旅行気分を味わった。女性(71)=同市北区=は「緊急事態宣言中はほとんど外出しなかった。やっと皆の顔を見て話ができてうれしい」と喜んだ。

 一方で、福田公民館(南区古新田)は「感染状況が見通せない」として、今月いっぱいの主催講座中止を決めており、訪れる人はまばらだった。

 市有施設は5月12日以降、順次、臨時休業していた。このほか、JR岡山駅構内のももたろう観光センターなどの観光・文化施設をはじめ、社会福祉施設、スポーツ・公園施設も通常通りの運営に戻った。

(2021年06月21日 20時01分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ