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ファジ、上位の琉球に完勝劇 梅田やDF陣奮闘で無失点

前半42分に先制ゴールを決め、笑顔を見せるファジアーノ岡山の上門知樹(中央)=シティライトスタジアム
前半42分に先制ゴールを決め、笑顔を見せるファジアーノ岡山の上門知樹(中央)=シティライトスタジアム
再三の好守で無失点に貢献した梅田秀吾
再三の好守で無失点に貢献した梅田秀吾
後半39分、木村太哉が豪快にたたき込み3ー0とする
後半39分、木村太哉が豪快にたたき込み3ー0とする
 明治安田J2第19節第1日(19日・シティライトスタジアムほか=6試合)前節14位のファジアーノ岡山はホームで同4位琉球を3―0で退け、今季2度目の2連勝。勝ち点を25(7勝4分け8敗)に伸ばし、暫定で11位に浮上した。

 ファジアーノは次節の26日、アウェーで京都と戦う。

岡山3―0琉球
前半1-0
後半2-0

岡山  7勝4分け8敗(25)
琉球 11勝4分け4敗(37)

 【評】ファジアーノ岡山は攻守がかみ合い快勝した。前半42分、ゴール前のこぼれ球を上門が押し込んで先制。後半16分には敵陣でボールを奪った川本からパスを受けた白井が右足で技ありの一撃を突き刺すと、39分には途中出場の木村が豪快にネットを揺らしてとどめを刺した。守っては12本のシュートを浴びたが、梅田の好セーブやDF陣の奮闘で無得点に封じた。

 琉球はボールを保持したが、決定力を欠いた。

上門、豪快な“恩返し弾”

 3―0。試合終了の笛が響くと、スタジアムを手拍子が包み、スタンドでペンライトが揺れた。ファジアーノ岡山は上位の琉球に完勝劇を演じ、今季2度目の2連勝を飾った。「人一倍勝ちたかった」。古巣との対戦に燃えていた上門は珍しく満面の笑みを浮かべた。

 豪快な“恩返し弾”を見舞ってみせた。チームを勢いづける先制点は上門だ。前半42分、右からの折り返しに宮崎幾が合わせたボールがポストに当たり、目の前にこぼれる。「思い切り蹴り込む」と右足を振り抜いてネットを揺らし、2連発となる今季5ゴール目だ。

 これだけでは終わらない。2点目は懸命に相手から球を奪った川本のパスを受けた白井がゴール右上を射抜く。さらにゲーム終盤は途中出場の大卒ルーキー木村だ。ペナルティーエリア中央で素早く前を向くと弾丸シュートをたたき込んで白星をぐっとたぐり寄せた。

 今節まで総失点がリーグで2番目に少なかった琉球から3ゴールを奪い、「今後の弾みになる。居残りでシュート練習を繰り返してきた選手たちの努力が実ったと思う」。有馬監督はうれしそうにイレブンをたたえた。

 再三チームを救ったGK梅田の活躍も見事だ。J1清水から移籍後リーグ初出場の20歳は「いつも通りやるだけ」と平常心でピッチに。前半は元ファジアーノの清水との1対1を左手一本で防ぎ、後半も決定機で立ちはだかった。

 前節の新潟に続いて上位陣を2連破し、次節は首位京都とぶつかる。「このままの流れで臨む。勝てるようにやるだけ」と梅田。上昇の兆しを見せるチームには三たび強敵を打ち砕きそうな雰囲気がある。

(2021年06月19日 22時24分 更新)

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