山陽新聞デジタル|さんデジ

動画で巡ろう! 備前長船刀剣博物館 名刀「山鳥毛」の魅力紹介

鍛刀場で玉鋼を鎚で打つ刀鍛冶。折り返し鍛錬で層を重ね鋼を鍛えていく
鍛刀場で玉鋼を鎚で打つ刀鍛冶。折り返し鍛錬で層を重ね鋼を鍛えていく
山鳥の羽毛を思わせる華麗な刃文などが特徴の名刀「山鳥毛」
山鳥の羽毛を思わせる華麗な刃文などが特徴の名刀「山鳥毛」
 瀬戸内市が昨年、購入した国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛=さんちょうもう)」。同市を拠点にした備前刀を代表する流派の一つ「福岡一文字派」の最高傑作と評される鎌倉中期の名刀だ。

 同市は、備前長船刀剣博物館(同市長船町長船)で昨秋、お披露目した国宝の魅力などを紹介する動画を制作。今年2月から同市の公式ユーチューブチャンネルで公開している。

 映像は約4分間。山鳥の羽毛を思わせる華麗な刃文といった見どころを取り上げたほか、戦国武将・上杉謙信が愛用したことや1952年に国宝に指定されたことなどを紹介。このほか、博物館に併設される鍛刀場で刀鍛冶が熱した玉鋼を鎚(つち)で打ち、刀身を鍛える様子なども収めた。

 7月30日~9月12日には、購入後2度目となる一般公開が予定されている山鳥毛。同市文化観光課は「長きにわたり多くの人を魅了し、大切に守り伝えられてきた名刀。まずは動画で、その美しさや魅力に触れ、ぜひ実物を見に足を運んでほしい」としている。

 山鳥毛を紹介する動画はこちら。
 (https://www.youtube.com/watch?v=3zUVkA5cU3c

 備前長船刀剣博物館 旧長船町(現瀬戸内市)が1983年に「備前長船博物館」として開館し、2004年にリニューアル。刀剣をテーマにした博物館で、鎌倉時代以降の刀剣や刀装具など約40点を展示する。併設の鍛刀場や工房は見学が可能。新型コロナウイルスの緊急事態宣言で、20日まで臨時休館。21日は定休日、22日から開館する。

(2021年06月19日 20時48分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ